第4位:ひやきおーがん(かんの虫などに効く生薬から作られた小児薬)(769票)
4位はひやきおーがん(かんの虫などに効く生薬から作られた小児薬)!
- 全く何のことかわかりません
- 日本語じゃないみたいに聞こえる
- 逆に他の地域だとこれ知らないの?
- え?関西にしかないんですか?使ったことはなくともCMソングを聴いたことはあるはず
「ひやきおーがん」とは大阪に本社を持つ「樋屋奇応丸株式会社」が販売している生薬。夜なき・かんむしなどの症状を改善するとされています。関東だと「宇津救命丸(うずきゅうめいがん)」という薬が近い存在かもしれませんね。関西では「ひや♪ひや♪ひやの…」という印象的なCMソングでお馴染み。ちなみに作曲者の越部信義さんは、「おもちゃのチャチャチャ」や「はたらくくるま」の作曲でも知られています!
第3位:よして(仲間に入れて)(793票)
- よして→『やめて』かと思いました
- 標準語とだいぶ違うね
- 北九州では『かてて』ですね
- 生活をしていく中で、言葉の捉え方の違いに気をつけたい
心をつなぐ合言葉!3位はよして(仲間に入れて)!
「よして」は、関西の方言で「仲間に入れて」という意味です。制止を意味する「よしなさい」という言葉に近いことから、関西外の人は驚くことが多いようです。関西では漢字にすると「寄して」。寄せ集める、ぎゅっと仲間のうちに入れてもらうイメージですね。子ども同士がすでにグループになっているところに「よーしーてー!」と声をかけて、一緒に遊びたい気持ちをアピールします。子どもたちが友だちを求める、心温まる言葉なんです。
第2位:もーする(四つん這いでおしりを持ち上げる)(839票)
- これはいったい、どういう時に使うのだろうか…。クラウチングスタート的な体勢?
- 関西圏の言葉も色々だね
- もーする、って面白い
由来は牛!?2位はもーする(四つん這いでおしりを持ち上げる)!
「もーする」は、関西の方言で、赤ちゃんや小さな子どもが四つん這いになっておしりを持ち上げる動作。「もーもーする」と言う地域もあり、牛のように四つん這いになるからという説があります。山陰や九州地方などでも広く使われているようですね。アンケート集計の際には「いったいいつ使う言葉なの?」と驚かれる投票者もいらっしゃいましたが、トイレの後まだ自分ではおしりを拭けない幼児などに向けてよく使うフレーズです。
第1位:まんまんちゃんあん(なみあみだぶつ、ほとけ様)(1,162票)
- まるっきり聞いたことがない
- ご飯を食べさせる時の『まんま』の方言みたい
- 今でも孫に教えています
ほとけ様へのご挨拶!1位はまんまんちゃんあん(なみあみだぶつ、ほとけ様)!
「まんまんちゃんあん」は、関西で「なむあみだぶつ」や「ほとけ様」を指す際の幼児語です。他にも「まんまんさん」など、言い方は地域や世代によって様変わりするようですが、育児の場面では、手を合わせてお祈りする習慣を教えるときに使われます。たとえば、お墓参りや仏壇の前で「まんまんちゃんあんしようね」「まんまんさんにあんしてからご飯食べよっか」といった風に、ご先祖様に敬意や感謝を伝えているんですよ。
関西弁!他県民の知らない「関西の方言」ランキング【育児編】ベスト10
以上、全年代の男女(性別回答しないを含む)9,617名が選んだ<関西弁!他県民の知らない「関西の方言」ランキング【育児編】>でした。
TOP10
- 1位まんまんちゃんあん(なみあみだぶつ、ほとけ様) (1,162票)
- 2位もーする(四つん這いでおしりを持ち上げる) (839票)
- 3位よして(仲間に入れて) (793票)
- 4位ひやきおーがん(かんの虫などに効く生薬から作られた小児薬) (769票)
- 5位むいむい(虫) (754票)
- 6位デン(鬼ごっこのときの『タッチ』の掛け声) (740票)
- 7位うーする(上を向いて首を見せる) (688票)
- 8位おいど(おしり) (596票)
- 9位ごんた(やんちゃ、いたずらっ子) (568票)
- 10位おっちんする(座る) (552票)
有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)9,617名
調査日:2024年9月7日